久津川車塚古墳の探査(2021-3-9)




 3月3日に、天理大学の協力で、久津川車塚古墳のJR線より東側の物理探査をおこないました。レーダー探査と電気比抵抗探査の2種類です。北東のA地区、くびれ部より東のB地区、B地区の北の3つの地区に分け、A、B地区は2種類の探査、C地区はレーダー探査のみを実施。まずは解析速報を受け取りましたが、うまく外堤から周濠への落ちが見えそうです。現時点の想定図よりも落ちる場所が少し東によるか・・・。現時点の想定図では、墳丘から西の周濠よりも東の周濠の幅の方が少し広いのですが、もし探査結果があたっていれば、さらに東周濠の方が広くなるかもしれません。墳丘は主軸に対してきれいに対称的な形態ですが、墳丘より外はそうではないかもしれませんね。

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