『王権の伸張と大型古墳』というシンポジウムを開催することになりました。久津川車塚古墳の墳丘調査の開始から11年が過ぎ、おおむね墳丘の形や規模、外部施設の様相が把握されつつあります。シンポジウムではその成果も紹介されます。さらに、今後の研究の発展につながるようなものになればと願っています。古墳時代研究の第一線で活躍される発表者の皆様にご発表いただき、興味深い内容になると思います。もしよければ是非ご参加ください。
王権の伸長と大型古墳
―久津川車塚古墳を中心にー
開催日: 2025年7月20日
会場: 立命館大学茨木キャンパス(H棟242号室)
9:30~ 会場・受付
10:00~10:10 挨拶 和田晴吾
趣旨説明 長友朋子
10:10~10:40 浅井猛宏・仲林篤史(城陽市)
久津川車塚古墳の発掘調査成果
10:45~11:15 岸本直文(大阪公立大学)
墳丘からみた久津川車塚古墳と倭王権
11:20~11:50 廣瀬覚(奈良文化財研究所)
埴輪からみた中期階層構成型古墳群と久津川車塚古墳
昼食 (70分)
13:00~13:30 岩本崇(島根大学)
久津川車塚古墳出土鏡群の履歴とその史的意義
13:35~14:05 川畑純(奈良文化財研究所)
久津川車塚古墳出土武器・武具からみる倭国・畿内・山城
休憩(10分)
14:15~14:45 大賀克彦(奈良女子大学)
玉からみた久津川車塚古墳の時代
14:50~15:20 渡邊都季哉(京都市埋蔵文化財研究所)
石製模造品からみた久津川車塚古墳と山城地域について
休憩(20分)
15:40~17:00 討論:市大樹(大阪大学)、長友(立命館大学)
【紙面発表】
菅 博絵(京都府埋蔵文化財調査研究センター) 南山城地域の群集墳と芝山古墳群
熊井 亮介(京都市) 北山城地域における古墳の分布と動向
日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(B)『初期国家形成期における山城地域の地域開発と地方政体の成長に関する包括的研究』シンポジウム(代表:長友朋子) 共催:城陽市
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