今年も、7月4日(土)に立命館大学考古学談話会が無事終了しました。発表者は、高野さん(京都大学)、三浦さん(福岡市)、二橋さん(名古屋城調査研究センター)。高野さんは、博士論文の内容を学部生にもわかるように、非常にわかりやすく簡潔に話してくださいました。三浦さんは、鉄鏃の装着方法について、修士論文以降の研究も含めて発表いただきました。二橋さんは、卒業後に仕事でかかわった二条城の研究成果についての発表。いずれも資料にしっかりと裏打ちされた内容で、大変興味深く聞かせていただきました。
また、この日は、日本考古学協会京都大会第3回実行委員会も実施。概ね決まってきたので、その報告と会場の下見をおこない、実行委員の方にも役割と当日のイメージを持っていただけたのではないかと思います。こちらは、金井君にも支えられております。
大学院生は、早くに集合して談話会の準備をしてくれました。歓迎会、研究室旅行、アートビレッジフェスティバル、談話会、そのほか、行事を重ねるごとに、大学院生が自主的に細部まで配慮して動いてくれるようになってきている気がします。素晴らしいです。
そして、その直前の7月3日までおこなっていたのが、インドネシア・トラジャ調査(予備調査)。小林先生との調査は娘の出産前まででしたので、およそ17年ぶりに小林正史先生の民族調査にご一緒させていただきました。
伝統的品種のイネの穂刈り観察が主目的でしたが、野焼き土器焼成や伝統的葬儀を見ることもでき、大変興味深い内容でした。葬儀のために生きているというほど、莫大な費用をかけてとりおこなわれる葬儀。死者は、犠牲となる最初の水牛を殺すまでは、眠っていると表現され、毎日の食事も欠かさないそう。葬儀の準備を見ることができましたが、これが葬儀?と思うほど、明るく大勢の人が集まりお祭り騒ぎでした。2つ目の村でホームステイさせていただいた方は、元首長の娘に当たる方。1945年にインドネシアが独立し(オランダとの戦争終結は1949年)、行政区ができるまで、首長制であったというのですから、本当に別世界のようでした。
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