久津川車塚古墳の現地説明会、無事終了(2023-9-17)

   16日は晴天に恵まれ、120名余りの方が久津川車塚古墳の現地説明会に来られました。8時半から準備を開始。トレンチを清掃し、トラロープを張ってもらい、配置を確認して準備完了。浅井さんの全体説明から始まり、和田さんや木村君担当で出土遺物を見てもらい、軽野君が実験埴輪の説明をする間に、込み合わないように小人数ずつトレンチへと誘導。石川君の1トレンチの説明、金井君の2トレンチの説明へとスムーズにいきました。2トレンチはテラス面が遠くて見えにくいので、城陽市さんにパネルを用意してもらい、緒方君と碓井君がそれを見せながら、質問に答えていました。カメラマンは、上谷君。ほかの皆も誘導係など、それぞれの担当場所で見学者に声をかけてくれました。私は、立命館大学文学部長が来られたので、見学者とともにトレンチを巡りながら案内を。トレンチの説明を聞きながら、とてもしっかりした院生だと感心されていました。専攻の活動も直に見てよく理解していただけた様子でした。
 毎年来てくださる地域の方、専門職の方、そして久津川車塚古墳OBOGに、今年も素晴らしい成果を見ていただき、嬉しく思いました。発掘調査の調整や多方面にわたり尽力された城陽市、厳しくも暖かく指導していただいた岸本さんに感謝申し上げます。学部生をまとめ、日々の調査計画を立てしっかりとすすめてくれた金井君と石川君はとても頼もしく、会計を担当した和田さん、惜しまずして協力してくれた軽野君やゼミの皆、大阪公立大学の皆さん、大手前大学、同志社大学、実習生、作業員さん・・・あげればきりがありませんが、皆さんの頑張りで現地説明会が成功したと思いました。4日間作業服で来てくれたK君もありがとう。いやぁ、ほっとしました。図面完成までもう少し!頑張りましょう。




 





 

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