今年も始まりました、城陽市久津川車塚古墳の発掘調査。8月17日から重機掘削、そして21日からゼミの皆が参加して調査を開始しています。今年は、4つのトレンチを設定しましたが、手掘りをするのは2つのトレンチです。後円部主軸直交線上に設定した1トレンチは、昨年度の調査区22-4トレンチの延長上にあり、1段目テラスを明確にする目的で設置しました。2トレンチは、後円部中心から放射線状に東南部方向に設定したトレンチで、1段目テラスと下段斜面の検出を目的とします。両トレンチともに、遺構の残存状況がよさそうです。昨年見れなかった、墳丘下段斜面の葺石は?埴輪列はどうなっているのか?今年は、久津川車塚古墳調査歴5年の院生2人が中心となり、皆力を合わせて頑張っていますよ。調査成果も是非楽しみにしてください。現地説明会は、9月16日(土)の予定です。
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