お知らせ【考古学研究会東京例会】(2021-10-18)

今日は、和田先生が久津川車塚古墳の発掘調査現場を訪れ、見学されました。
ところで、考古学研究会例会が11月13日に開催されることになりました。関東地方における水稲農耕の導入とその後の展開についての内容です。中里遺跡の土器を実見し、南関東地方足柄平野へ稲作を伝える人々が近畿地域のどこから来たのか、その人々はどのように影響を与えたかなど、色々なことがわかってきました。もしよければ、参加してみてください。


第55回考古学研究会東京例会「南関東における農耕社会の出現/定着-中里・三殿台・大塚遺跡-」
東京例会では、再葬墓(2016年)、宮ノ台期の集落の再検討(2018年)と弥生時代中期に関する研究を取り上げてきました。今回は、近年における神奈川県の小田原市中里遺跡、横浜市の三殿台遺跡の報告・研究により明らかになってきた相模湾岸から東京湾岸における本格的な農耕集落遺跡の展開の様相について総括し、環境・生業の研究成果や列島の東西交流の視点も踏まえて南関東地域における本格的な農耕社会の出現と定着について検討します。
主  催:考古学研究会東京例会  共  催:横浜市歴史博物館
日  時:2021年11月13日(土) 12:30~16:15
開催方式:オンライン(Zoomウェビナー)※申込受付完了メールの注意事項をよく読んでご参加ください。
定  員:450名(要事前申し込み)
参加費:無 料(非会員でも参加できます)
当日資料:PDF形式。印刷は行いません。開催前日までに、メールでURLをご案内します。
 事後公開:開催後、録画・要旨集を考古学研究会ホームページ上で公開予定です。非会員には利用に制限がかかります。詳細は、同ホームページで12月上旬までにご案内します。
      
<プログラム>
12:30 開会・趣旨説明  西川修一(神奈川県立旭高等学校)
12:35 遺跡報告 河合英夫(玉川文化財研究所)
     「小田原市中里遺跡の調査成果と展望」<事前録画>
13:05 研究報告① 長友朋子(立命館大学)
     「近畿地方の搬入土器からみた中里遺跡の集落形成」
13:50 研究報告② 古屋紀之(横浜市三殿台考古館)
     「中里から三殿台・大塚へ―南関東における稲作導入の展開―」
14:35 <休憩>
14:45 座談会(司会・西川) パネリスト:石川日出志(明治大学)・佐々木由香(金沢大学)・杉山浩平(東京大学)・長友・古屋
16:15 次回予告・閉会
*お問い合わせ:メールのみ受け付けます。
考古学研究会東京例会代表アドレス koukentokyoreikai■gmail.com ※■を@に入れ替える
(受信確認・返信に数日かかる場合があります)   

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