久津川車塚古墳調査が9月21日に再開し、2週間がたちました。この間、前方部主軸直行の1トレンチと前方部東隅付近の2トレンチの遺構検出が終わり、無事写真撮影ができました。残るは、東くびれ部の3トレンチです。流土の溜まりやすいくびれ部なので、葺石はまだ出し切れていませんが、埴輪列は良好な状況で残存しています。
個人的には、対面授業が10月11日から再開することが決まり、各委員会も平常運転になってきて急に慌ただしくなってきました。研究会に呼ばれたり、調査へ行ったり、移動も少しもとにもどってきました。とはいえ、編集している2冊の本の執筆や編集も山場を迎えており、手が抜けません。イギリスのBAR社出版の本『東アジアの窯(仮)』は10月4日に編者3名で執筆している、イントロダクションが完成し出版社へ送れば、ほぼすべて終了。吉川弘文館から出版する『東方の弥生文化(仮)』は原稿がそろいつつあり、これも編集会議を設定する必要があります。
久津川車塚古墳成果の公開は、現地説明会とは別に今年はYoutube配信の計画もありますので、楽しみにしてください。
コメント
コメントを投稿