今年も、もうそろそろ終わりです。例年は研究室の大掃除をし、その後忘年会をにぎやかにするのですが、それもなく・・・。今年は、誰もが経験したことのないコロナ禍に翻弄された1年でした。
未知のウイルスは、否応なく降りかかってくる災害や環境変化にも似ているのですが、このような中『気候変動から読みなおす日本史』(臨川書店)シリーズが続々と刊行されました。読みながら、気候変動は時に歴史を動かす重要な要素になるけれども、それだけでも説明できないなあ、と改めて感じました。コロナウイルスで社会が変わるというけれど、どの部分がどう変わるのか・・・興味は尽きません。とはいえ、慣れないオンライン面接での就活、資料調査に行けずに気持ちが焦る日々、報告書や論文を見たくても図書館に行けない、イラストレーターで図版をつくろうと思っても自由に研究室に入れないなど、実際には不自由な事も多かったと思います。
皆さんにとっては、どのような1年でしたか。今、卒業論文を読み進めていますが、そんな環境の中みんなよく頑張ったなあと率直に思います。できればこのまま終わりたいくらいですが、そうはいきません。試問では厳しいことも言いますが、厳しさも思いやりと受け止めて、今後に是非活かしてください。それでは、良い年を迎えてください。そして、新年がみんなにとって良い年になるように!
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