皆さん、元気ですか?今日はこれまでの本の紹介の流れから少しそれますが、3回生への本の紹介です。
授業開始が目前となり、3回生はそろそろ研究テーマを決めなければと悩んでいるところでしょうか。閲覧可能な本に制約はありますが、メールで紹介したように、立命館大学図書館の電子書籍では考古学の良書を閲覧できます。歴史文化ライブラリーシリーズ(吉川弘文館)などのPDFもダウンロードできます。また、新書だと手ごろな値段で購入できるので、ネット注文するのも良いと思います。古書ならば、ハードカバーの本も思わぬ価格で手に入ることが少なくありません。新書では、以下の本をすすめます。一般読者向けにわかりやすく書かれた本ですが、資料にもとづき緻密に積み上げられた論をふまえて記述されています。是非手に取って読んでみてください。
1.新書
石川日出志2010『農耕社会の成立』岩波新書1271
岡村秀典2017『鏡が語る古代史』岩波新書1664
都出比呂志2000『王陵の考古学』岩波新書676
都出比呂心2011『古代国家はいつ成立したか』岩波新書1325
森下章司2016『古墳の古代史』ちくま新書1207
2.立命館大学電子図書で閲覧できる本(一部みれないものもあるかもしれません。)
宮本一夫2009『農耕の起源を探る』歴史文化ライブラリー276、吉川弘文館
樋上昇2016「樹木と暮らす古代人」歴史文化ライブラリー434、吉川弘文館
寺前直人2017『文明に抗した弥生の人びと』歴史文化ライブラリー449、吉川弘文館
青木敬2017『土木技術の古代史』歴史文化ライブラリー453、吉川弘文館
清家章2018『埋葬からみた古墳時代』歴史文化ライブラリー465、吉川弘文館
なお、以上は研究テーマを決める際に参考に読む図書としての推薦であり、授業で発表する論文(皆さんが選ぶことになると思います)とは異なります。立命館大学図書館から『日本考古学』という雑誌の論文がダウンロードできるので、論文を探す時には一度検索してみると良いでしょう。
なお、以上は研究テーマを決める際に参考に読む図書としての推薦であり、授業で発表する論文(皆さんが選ぶことになると思います)とは異なります。立命館大学図書館から『日本考古学』という雑誌の論文がダウンロードできるので、論文を探す時には一度検索してみると良いでしょう。
コメント
コメントを投稿