研究室旅行 in 山口(2019/7/22)






今年の研究室旅行は山口でした。綾羅木郷遺跡の資料を下関博物館で見学後、土井ヶ浜人類学ミュージアムへ行きました。南海産の貝は重要ですね。その日は、反射炉をみて、萩城横の旅館に宿泊。夕日と朝日が萩城の石垣とともに見えて、とても綺麗だった!とのこと。朝の散歩に、萩城へ。2日目は、萩博物館の見学後、自由行動で城下町を探索しました。萩美術館では図録を入手。久しぶりに学芸員の市来さんにもお会いすることができました。鉄器を卒業論文テーマにしようと考えているT君に、時代は違うが鉄器鋳造所の見学をすすめたところ、徒歩で頑張って見に行き、昼食抜きでその後もあちこち見学した様子。頼もしいですね。バスで移動して山口健山口博物館と朝田墳墓群を見学。その後、宇部市にある縄文時代の月崎遺跡を訪れる。この遠浅の海がとても良かった!これは、貝をはじめ食料獲得にはとても良い場所。断続的でしょうけれども、ここに長期に渡って縄文の人々が生活を営んだのが良くわかりました。そして、海岸ギリギリのところに横穴式石室が散在する。被葬者は、海を生業とする人々か。そして、海辺の岩に矢穴後。矢穴で卒業論文を書いたW君によると近世とのこと。充実したとても良い研究室旅行でした。旅行委員の大学院生の皆さん、お疲れ様でした!

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