長時間にわたるシンポジウムとなりましたが、遠方からもお越しいただき、多くの方にご参加いただきました。また、討論では貴重なご意見をいただきました。ありがとうございます。
中国、モンゴル、朝鮮半島、日本列島の窯の様相について話をしていただき、各地の様相の共通性と相違点が浮き彫りになりました。また、窯の変遷や系譜、瓦生産規模と寺院建築、窯群の形成と生産体制、瓦生産が土器生産に与えた影響など、発表者それぞれの視点からアプローチしていただき、土器窯と瓦窯の接点というテーマに多様な視点のあることが改めて確認されました。様々な専門分野をまたぐ形の内容でしたので、論じ残したことは多くあります。むしろ議論の糸口になればとの思いで開催しましたので、これから議論が広がり深まれば、大変嬉しいです。
最後になりましたが、発表者、討論司会、コメンテーターの方々、総合司会をしていただいた大坪さん、鄭先生不在のなか代読をしていただいた齋藤さん、前日に実験窯に案内していただいた藤原さんと森内さん、新型肺炎の影響が強い中来日し発表してくださった崔さん、翻訳と通訳をしてくださった李銀眞さん、この企画を快く承諾していただき全面的に協力していただいた窯跡研究会の皆様と木立先生、シンポジウムの開催の手伝いをしてくれた学生の皆さんに感謝申し上げます。
発表要旨集(以下のURLからダウンロードしていただけます。転載不可。)
https://www.dropbox.com/s/t2yxbt02x5fmna5/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%83%A0%E7%99%BA%E8%A1%A8%E8%A6%81%E6%97%A8%E9%9B%86%EF%BC%88%E8%BB%A2%E8%BC%89%E4%B8%8D%E5%8F%AF%EF%BC%89.pdf?dl=0
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