卒業式(2024-3-21)

 

皆さん、卒業・修了おめでとう。今年も、無事卒業式が終わりました。少し肌寒かったのですが、晴れて良かったですね。この日に見る皆の笑顔は格別です。

今年も、大学で過ごした日々を胸に、新たな環境での始まりに向けた、一つの区切りの日となりました。思えば、コロナ禍で始まった大学生活は、長くつらい時期もあったのではないかと想像します。けれども、持ち前の明るさやタフさで、大学生活後半は、授業での学業に加え、卒業論文、サークル活動、アルバイトに頑張りましたね。夏の発掘調査、埴輪焼成実験、学外での発掘調査にも積極的に出るなど、様々な活動を通して、本当に逞しくなった皆を、卒業式では頼もしく思いました。修了生は、学部生よりもさらに真剣に学業に専念し、周囲の仲間と切磋琢磨しながら真摯に研究に取り組んでいた姿がとても印象的でした。特に大学院生とは、近畿各地や北陸、福岡、東京にも足を延ばし、一緒に調査をしたり、現場を見たりして、一緒に多くの時間を過ごしました。頼りにすることも多かったです。花束もありがとう。

大学院へ進む道、文化財専門職で活躍する道、社会で様々な仕事に就く道、皆はこれからそれぞれの道を歩み、時に悩んだり、仲間と喜びを分かち合ったり、様々な経験をして人生を積み重ねていくことと思います。これまで皆がそうであったように、これからも一歩一歩前を向いて、歩んでもらえればと願っています。

皆が健康で、幸多きことを願って。
長友朋子

 



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