師走ですね。(2023-11-24)

   


師走ですね。あっという間に前回の投稿日から1か月以上がたちました。
卒業論文、修士論文の提出日まじかとなり、研究室の弥生古墳ゼミの皆もいよいよ完成直前という雰囲気になってきました。昨日、応援のお菓子を差し入れ。ラストスパート、頑張ってください!

前回の投稿以降、城陽市芝山古墳、京都府松田墳墓群の見学、鳥取県青谷上寺地遺跡、三重県鈴鹿市富士山1号墳での調査指導、兵庫県考古学博物館、播磨町郷土資料館、東京国立博物館、茨木市文化財資料館、辰馬考古資料館、黒川古文化研究所の展示見学、各種外部委員会、全国博物館学講座協議会西日本大会(関西大学)に出席し、慌ただしく過ごしました。そして、韓国調査旅行でリフレッシュ。石川県小松市八日市地方遺跡での弥生中期併行関係研究会も盛会に終わり、安堵しました。

上の写真は、韓国で撮った写真です。韓国考古学会での写真もあります。2年ほど前に学会発表をする機会をいただいたのですが、原田さんの結婚式に重なったため、鄭仁盛先生に代読をしてもらいました。ですので、実際に参加するのは10年以上ぶり。『権力と空間』というテーマで、権力とは何かという朴淳發先生の講演に始まり、鄭仁盛先生が楽浪土城について、権五榮先生が土城に関連する東アジアの様相、朴天秀先生は東アジアからみた墳墓、楊先生が東アジアからみた儀礼についての全体発表が午前中にありました。この午前発表を導入部として、午後には「三国時代以前」「土城」「古墳」「儀礼」の4つのセッションに分かれて、幅広い内容で発表がありました。2日目は、海外調査のセッションや国内で注目される新羅の古墳の調査成果のセッションなど。学生さんや若手研究者が多く出席し、大変活気がありました。韓国考古学の未来は明るいですね。


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